独自のナノテクノロジーを駆使し、薬剤をナノサイズにまで分解。薬剤は用途に合わせてカスタマイズ可能。殺菌成分、消臭成分、香料成分なと。

薬剤を包み込む3つの層は用途に合わせて設計し、配合する。製紙過程において原 料のパルプとナノカプセルを混合する際、中身の薬剤が溶け出さないように特別加エしている。
したがって使用領域に合わせて変更可能。

上記の3層は製紙過程の乾燥工程において100℃以上の温度にさらされると各層が化学反応を起こし、1層(上図の紫色の層)に変化する。
この層は、陽イオンを帯び、また水に触れると瞬時に溶ける特性を持つ。衛生用品を使用する際、この陽イオンを帯びたナノカプセルは陰イオンを帯びた細菌の細胞壁を破壊することで殺菌する。
また水と共に使用することで、紫色の層は 溶けカプセル内の薬剤が瞬時に放出し、薬剤本来の効果を発揮する。

独自のナノテクノロジーを応用することで、製造過程においてナノカプセルを均一に原料に分散させる。これにより完成した製品中のナノカプセルカバー率は99%にも達する。

従来の90%以上の除菌効果を持つ衛生用品は不織布を薬剤が入った溶液(濃度1,000ppm)に浸けて製造する。一般的に1トンの不織布に対して 1.7kg の薬剤が使用されるしかし、eleten®技術を使用することによって薬剤用量は従来の約1/3,500 で、同様の除菌効果(99%以上*)をもたらすことができる。